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【日本代表】パラ金メダル車いすラグビーの池透暢主将が観戦 試合前日にスピーチ、立川と主将談義も

スポニチアネックス / 2024年9月15日 23時12分

<日本・サモア>試合前、日本代表・永友洋司チームディレクター(右)から花束が贈られたパリ五輪車いすラグビー金メダルの池透暢(撮影・吉田 剛)

 ◇ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024 日本代表 49-27 サモア代表(2024年9月15日 東京・秩父宮ラグビー場)

 ラグビー日本代表が15日の国際大会「パシフィックネーションズカップ」準決勝(秩父宮ラグビー場)でサモア代表を破った試合前、パリ・パラリンピックで初の金メダルに輝いた車いすラグビー日本代表を称えるセレモニーが開かれた。車いすラグビー日本代表は主将の池透暢(44=日興アセットマネジメント)がピッチに登場。1万4893人の観衆の前で「諦めずに努力をし続ければ夢はかなうと、皆さんに報告できて幸せです」とあいさつし、初めてという15人制ラグビーの代表戦を観戦した。

 元ラグビー日本代表主将の広瀬俊明さんが日本車いすラグビー連盟の理事を務めている縁もあり、パラリンピック決勝前夜には日本代表チームから激励のメッセージビデオが届いたという。池主将は「熱いエールをいただいて最高のゲームを戦うことができた」と感謝した。

 前日14日にはサモア戦を控えていた日本代表チームを池主将が訪問し、19歳での交通事故で左足切断などの重傷を負い、40回もの手術を乗り越えてパラスポーツに取り組んだ半生などについて約30分スピーチを行った。池主将は日本代表の立川理道主将(34=東京ベイ)やワーナー・ディアンズ(22=BL東京)らとランチを共にし、さらに立川とは1対1でリーダーシップ談義に花を咲かせたという。立川は「10年間主将として引っ張っている池さんにリーダーのあり方を聞いた。自分らしさを忘れずにやっていくという話は僕に通じるものもあり、とてもためになった」と明かし、「凄く良いタイミングで池さんと話せたと思う」と振り返った。

 日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、池主将のスピーチが若いチームにとって刺激や学びになったと感謝した。障がいを抱えていても前向きな思考を忘れず、「毎日自分を伸ばせる部分を見つけている」というエピソードに選手たちは集中して耳を傾けていたとし、「若い選手は自分が幸運な環境にいることを忘れてしまいがち。合宿施設は世界クラスだし、代表としてプレーできるチャンスを自覚して感謝することがとても大切だ」と話した。

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