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新生エディーJ 李承信をFB起用で開花 格上サモア封じに成功「ステップアップとなるようなゲーム」

スポニチアネックス / 2024年9月16日 4時32分

<日本・サモア>前半、突進するする李(左)(撮影・吉田 剛)

 ◇ラグビー アサヒスーパードライパシフィック・ネーションズカップ2024準決勝 日本49-27サモア(2024年9月15日 東京・秩父宮ラグビー場)

 世界ランキング14位の日本が同13位のサモアに49―27で完勝し、決勝進出を決めた。FB李承信(23=神戸)が17得点とプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝く活躍でエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)復帰後の初タイトルに王手をかけた。日本は19年以来4度目の優勝を懸け、21日に決勝(花園)で同10位のフィジーと対戦する。

 格上相手にほとんど何もさせなかった。過去6勝12敗のサモアから7トライを奪う完勝にジョーンズHCは「ステップアップとなるようなゲーム。(実力が)上の相手にいい形でプレーできていた」とご満悦だ。

 新生エディー・ジャパンの新FBに名乗りを上げたのが李だった。前半6分、裏への絶妙なゴロパントから先制トライを呼ぶと同16分には相手タックルを受けながらも、裏へのキックでトライを演出。同位置での代表初先発ながら3トライに絡み「強みであるパスやラン、キックで貢献しようと思った。自分の起点からボールを動かせた」と胸を張った。

 同39分には自らトライを奪い、コンバージョンキックも全6本決めて17得点。全3戦で全てのキックを成功させた。この日、POMに輝くと冠スポンサーからは景品のビールが贈られた。ジョーンズHCは「彼はビール好き。100本獲得したことは懸念している」とジョークを交えながら「いい形で順応している。23歳にしては落ち着いているし今後に期待している」と称賛が止まらなかった。

 新体制での初タイトルまであと一歩。「フィジーは質のいい相手。いい準備をして向かいたい」とジョーンズHC。難敵撃破で超速ラグビーをさらに進化させる。 (伊東 慶久)

 ▽パシフィック・ネーションズカップ 国際統括団体ワールドラグビー公認の国際大会で、環太平洋地域のティア2と呼ばれる2番手グループの強化を目的に06年に始まった。大会方式が新しくなった今大会はフィジー、サモア、トンガが1次リーグA組、日本、カナダ、米国が同B組でそれぞれ総当たり戦を行い、上位2チームが準決勝へ。下位1チームは5位決定戦へ進む。優勝はフィジーが6回、サモアが4回、日本が3回(11、14、19年)。

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