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阪神・ビーズリー ツバメキラーだ無傷4連勝「良いピッチングができた」甲子園も強いぞ!通算15戦無敗

スポニチアネックス / 2024年9月16日 5時16分

<神・ヤ>力投するビーズリー(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(2024年9月15日 甲子園)

 1点優勢で迎えた6回2死三塁のピンチだった。ヤクルト・オスナを遊ゴロに仕留めた阪神・ビーズリーが夜空を見上げて安堵(あんど)した表情を浮かべた。6回2安打1失点、自己最多タイの9奪三振で8勝目。ヤクルト戦は今季4戦4勝でカード別最多だ。数字が証明するように“ツバメキラー”ぶりを発揮した。

 「負けられない戦いの中で、良いピッチングができた」

 

 初回は制球が定まらなかった。2死三塁から暴投で先制点を献上。2四球も与えた。ただ、高い修正能力を披露。変化球を主体に2回から5回までは無安打に抑えて、3回1死で迎えた岩田から5者連続三振を奪った。

 器用さが投球を支えている。2年目右腕は1球種の中でも打者の反応、バットの軌道を観察しながら、握りを少し変えて曲がり幅の調節ができる。「例えばフォークなら、小さく落としてゾーンに入れるもの、大きく落として空振りを取るもの。スピードの強弱もあるし、1球種の中でいろんな曲げ方ができる」。加えて、対戦相手の試合映像を繰り返しチェックするなど研究熱心でもある。事前に決めたプランを元に、相手打者の出方を見て変化量を調整。状況に応じたベストボールを選択できるからこそ、この日の奪三振ショーにもつながった。

 今季甲子園では無傷の6戦5勝。通算でも15試合に登板して無敗を誇る。ホームのマウンドを味方につけている。「自分の投球がチームの助けになればいい。次はもっと良い投球がしたい」。28歳の助っ人は、まだまだ聖地を沸かせるつもりだ。(松本 航亮)

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