1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

立大1年生・小林隼が東京六大学4000号「びっくりした」 自身1号がメモリアルアーチ

スポニチアネックス / 2024年9月16日 5時2分

<立大・慶大>リーグ通算4000号を放ちフォトセッションに臨む立大・小林隼(撮影・大城 有生希)

 ◇東京六大学野球第1週第2日 立大1-5慶大(2024年9月15日 神宮)

 2回戦2試合が行われ、立大は1―5で慶大に敗れ、1勝1敗のタイとなった。小林隼翔(はやか)内野手(1年)は「2番・遊撃」で今季初スタメン出場すると、6回に自身リーグ戦初で、リーグ通算4000号となるメモリアルアーチを放った。

 美しい放物線で決めた。6回、小林隼が左翼席にリーグ初本塁打のソロ。ベンチで特別な一発であることを告げられ「びっくりした」。東京六大学野球が始まり100年目。長嶋茂雄、岡田彰布、高橋由伸らが積み重ねてきた本塁打は4000本に到達した。

 3998本で迎えたこの日、5回に慶大の吉野が右越え2ランを放ち、あと1本となっていた。広陵(広島)で主将を務め、昨夏のU18W杯で初優勝した高校日本代表でも主将だった男が主役を演じた。1年生ながら今春からスタメン出場を重ね、今夏はメジャー通算511本塁打したミゲル・カブレラ(タイガースなど)を参考に打撃フォームを改造。「長打力を高めたい」と胸郭、股関節など体全体を使いスイングするよう修正してきた。

 歴史の一ページとなった小林隼は「立教は競り勝つところが強み」と伝統をかみしめた。17年春以来のVを狙うために落とせない開幕週3戦目。「絶対勝ち点を取れるように頑張りたい」と誓った。(柳内 遼平)

 ◇小林 隼翔(こばやし・はやか)2005年(平17)5月2日生まれ、岡山県出身の19歳。広陵(広島)では3度甲子園出場し、3年時には主将を務めた。憧れの選手は元ソフトバンク・内川聖一。1メートル75、84キロ。右投げ右打ち。

 ≪全本塁打数えた熱烈ファンも喜び≫リーグ戦全本塁打を数え上げてきた「東京六大学野球を愛する会」の会員・高橋章さん(76)は、一塁側内野席から節目の一発を見届けた。1000、2000、3000に続き、4000号も観戦。「ホッとしました。記録をつけるようになってから常にホームランを期待している自分がいた」。43歳だった91年秋から国会図書館で本塁打記録を調査し、全本塁打の詳細を129ページのノートに記している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください