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ドジャース・大谷翔平 ブルペン25球で術後最速150キロ 試合は大敗「50―50」また足踏み

スポニチアネックス / 2024年9月16日 1時32分

ブルペンで投球練習する大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1―10ブレーブス(2024年9月14日 アトランタ)

 ドジャース・大谷のブルペン投球はいつも以上に熱気がこもっていた。昨年9月の右肘手術後、6度目のブルペンで捕手を座らせて最多の25球を投じ、チーム関係者によれば術後最速の93マイル(約150キロ)を計測。前日にデーブ・ロバーツ監督は大谷のポストシーズンでの投手復帰について「実現の可能性は低いがゼロではない」と語っており、今後も慎重に状況を見極める。

 一方、この日は右肘の腱炎で15日間の負傷者リスト(IL)に入っているグラスノーの今季絶望が発覚。カーショー、ストーンら先発陣の故障者の多さに指揮官も「大きな打撃だ…」と声を落とす。

 ブレーブス戦では好調な打撃陣もナ・リーグのサイ・ヤング賞最有力の左腕セールに苦戦した。大谷は初回に四球も3回は低めの直球で見逃し三振で5回はスライダーで投ゴロ。1―10と大差がついた7回に野手を登板させるためにDHが解除されて退き2試合連続無安打で47本塁打、48盗塁のままだった。

 残り14試合。地区首位のチームは15日(日本時間16日)に敗れ、2位パドレスが勝てば優勝マジック11が消えてしまう。(柳原 直之)

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