ブルワーズ・アダメズ 勝ち越し2点打で大谷翔平に5打点差 ナ・リーグ打点王へ勝負強さ発揮

適時二塁打を放ち、塁上で喜ぶブルワーズ・アダメズ（AP）

　◇ナ・リーグ　ブルワーズ―ダイヤモンドバックス（2024年9月15日　フェニックス）

　ブルワーズのウィリー・アダメズ内野手（29）が15日（日本時間16日）、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「3番・遊撃」で先発出場。同点の6回に勝ち越しの2点適時打を放ち、リーグトップの打点を109まで伸ばした。打点王を争う2位のドジャース・大谷翔平とは試合前の時点で5打点差に引き離した。

　アダメズは前日のダイヤモンドバックス戦で満塁弾とソロを放って今季最多1試合5打点をマーク。トップに立っていた大谷を抜き返した。

　この日は5―5の6回2死一、二塁から左翼へ2点適時打。得点圏打率。301、32本塁打中18本が得点圏での一発と勝負強さを誇るスラッガーがこの日も勝負どころで存在感を見せつけた。

　アダメズのこれまでのキャリアハイは2022年の31本塁打、98打点。今季は既に32本塁打、109打点と自己最多を更新しており、今後どこまで数字を伸ばすかにも注目が集まる。