巨人・坂本勇人が「2番・三塁」でスタメン復帰 前日の試合は体調不良でベンチ外

＜巨・中24＞試合前練習で笑顔を見せる坂本（撮影・会津　智海）

　◇セ・リーグ　巨人―中日（2024年9月16日　東京D）

　体調不良のため15日の中日戦を欠場した巨人・坂本勇人内野手（35）が16日の中日戦（東京D）に「2番・三塁」でスタメン復帰した。

　15日の中日戦では静養のため球場には訪れず、ベンチ入りメンバーから外れたが、この日の試合前にはグラウンドで通常の練習を行った。三塁でノックを受け、その後はティー打撃、フリー打撃をこなした。

　坂本は8月31日の阪神戦（甲子園）で試合前練習中に腰の違和感を訴え、ベンチ外。翌日の9月1日に行われた同戦ではベンチ入りしたものの出番なしに終わった。5日のヤクルト戦（岐阜）で5試合ぶりのスタメン復帰となったが、3日後の8日に行われたDeNA戦（東京D）では3戦ぶり今季26度目のベンチスタートに。

　それでも、3カ月ぶりの2番に入った10日の広島戦（マツダ）で初回に先制＆決勝の6号ソロを放つなど、広島との首位攻防3連戦（10～12日）で打率.462（13打数6安打）、1本塁打、2打点と活躍し、広島を4ゲーム差に突き放す3連勝に大きく貢献した。

　14日のヤクルト戦（東京D）では4点を追う7回にチーム唯一の得点を叩き出す左前適時打を放ったほか、守備でも貢献。試合後には今季限りでの現役引退を発表したヤクルトの青木宣親外野手（42）への花束贈呈役も長野とともに務め、3人で記念写真にも収まっていた。