オリックス、泥沼6連敗で借金今季最多12 2リーグ制以降で球団最多タイの今季22度目零敗

＜オ・ソ＞7回、甲斐の送りバントを一塁へ悪送球し、天を仰ぐ曽谷（撮影・長嶋　久樹）

　◇パ・リーグ　オリックス0－1ソフトバンク（2024年9月16日　京セラD）

　オリックスはソフトバンクとの4連戦で全敗を喫し、泥沼の6連敗。借金は今季最多の13に膨らんだ。

　打線がソフトバンク・石川に7回まで3安打無得点と封じ込まれ、三塁を踏めず。8回にはオスナから1死一、二塁をつくったが、代打・内藤と太田が凡退した。前日に続く零敗で、2リーグ制以降では61年に並んで球団最多となる今季22度目の零敗を喫した。

　先発の曽谷は両軍無得点の7回に自らの失策も絡んで1死二、三塁を招き、石塚に先制の左犠飛を献上。7回5安打1失点（自責0）の力投ながら援護に恵まれず、今季11敗目（6勝）を喫した。

　また、前日15日に今季限りでの現役引退を発表した比嘉が、1点劣勢の8回2死二塁で3番手として登板。中村晃を右飛に打ち取り、役目を果たしたベテラン右腕に場内は割れんばかりの声援と拍手を送った。