巨人・坂本勇人 先発復帰も4の0＆2三振 8回からベンチに下がる 前夜は体調不良でベンチ外

＜巨・中＞初回、坂本は空振り三振に倒れる　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人7―1中日（2024年9月16日　東京D）

　巨人の坂本勇人内野手（35）は16日の中日戦（東京D）で「2番・三塁」に入って2試合ぶりにスタメン復帰。だが、4打数無安打2三振に倒れ、8回守備からベンチに下がって途中交代となった。

　体調不良のため、前日15日の同戦はベンチ外。だが、長年チームを支えてきた坂本の欠場に燃えた後輩たちが踏ん張って連敗を2で止め、試合後には阿部慎之助監督（45）が「この勝ちで、多分見ていると思うんでね、あしたには元気になるんじゃないかなと思います」と話していた。

　その指揮官の言葉通り、試合前練習から元気に姿を現し、周囲を安心させていた坂本。

　だが、試合では巨人戦初登板となった相手先発右腕・松木平に対して初回の第1打席で低めチェンジアップに空振り三振を喫すると、3回の第2打席も内角高めのすっぽ抜けたカットボールに空振り三振。

　5回の第3打席は三ゴロ、相手マウンドが2番手右腕・フェリスに代わった7回の第4打席は一邪飛に倒れ、直後の8回守備からベンチに下がった。