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小泉孝太郎「全部愛しています」“ゴルフ愛”抑え切れず勝手に役設定 江口のりこ「そう言われると何も…」

スポニチアネックス / 2024年9月16日 20時23分

観客からの質問に大爆笑しながら回答する小泉孝太郎(撮影・小渕 日向子)

 女優の江口のりこ(44)と俳優の小泉孝太郎(46)が16日、都内で行われた映画「愛に乱暴」(監督森ガキ侑大)トークイベントに出席。小泉が人生において大切にしているものについて“愛”を伝えた。

 小泉は演じたのは妻を苦しめる「心のない男」。現場では江口に「すみません、こんな男で」と謝るばかりだったという。普段は爽やかなイメージの小泉が、役作りに勤しみ憎まれ役を演じきった。

 イベントでは、観客の質問に答える“質問コーナー”を実施。日焼け姿が印象的だっだというファンに「あれはゴルフ焼けなのか、役作りなのか」と問われた小泉は大爆笑。

 「真守は日課として走る。本当に日焼けをしないインドアなタイプではないんだな。これはゴルフ焼けしても良いんじゃないか」という考えに行き着き、「日焼けOK。半袖ならなおさら良いんじゃないか」と監督、江口に相談なしに役設定をしたと説明し「撮影前にゴルフ行ってました」と打ち明けた。

 「正直“ちょっと焼けすぎたぞ”と思いました?」と恐る恐る尋ねる小泉に、森ガキ監督は「ちょっと焼けすぎたかなと思いましたけど」と本音も、役作りで難題をぶつけることも多く「大変さを補う上でゴルフはね…」と小泉に寄り添った。

 江口も監督と同じ気持ちのようだったが「うん」と一言つぶやき、物言いたげな表情。「“ゴルフが人生だ”とおっしゃってたんで、そう言われると何も言えないから私たち」と笑みを浮かべた。

 江口、監督の言葉に小泉は、申し訳なさそうな表情を浮かべつつも「プレーするだけじゃない。クラブハウスから芝生まで全部愛しています」とただならぬ“ゴルフ愛”を伝えた。

 人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた吉田修一の同名小説が原作の本作。「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させている、江口のりこ演じる主人公・桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始め、乱れ始める日常を描くヒューマンサスペンスとなっている。

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