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巨人・オコエ瑠偉が途中出場で2打数2安打3打点 阿部監督断言「オコエは途中からいったほうが打てる」

スポニチアネックス / 2024年9月16日 20時45分

<巨・中>中日に勝利しオコエらナインをタッチで迎える阿部監督(右)(撮影・会津 智海)

 ◇セ・リーグ 巨人7―1中日(2024年9月16日 東京D)

 巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が16日の中日戦(東京D)で途中出場ながら2打数2安打3打点の大活躍を見せた。

 この日は秋広優人内野手(21)が「6番・左翼」に入って7試合ぶりのスタメン出場となったが、三飛、三ゴロと当てにいく打撃で2打席連続の凡退。

 これに怒った阿部慎之助監督(45)が「だって、秋広見ていてつまんなくなかったですか?全くなんの魅力も感じなかったし。だから代えました」と選手交代を即決し、5回の守備から秋広に代えてオコエを左翼に入れた。

 すると、オコエは6回の初打席で中越えに適時二塁打を放つと、7回の第2打席でも中前に2点適時打を放ち、途中出場ながら2打数2安打3打点と活躍した。

 6回の適時二塁打について「もう1点ほしいところだったので、食らいついていきました。追加点がとれて良かったです」と話したオコエ。

 これには阿部監督も「オコエはね、途中からいったほうが打てるんでね…はい。良かったです」と“してやったり”だった。

 オコエは7日のDeNA戦(東京D)で引き分け寸前だった延長12回2死からプロ9年目で自身初となるサヨナラ弾。本拠・東京ドームでの移籍後初アーチがあまりに劇的な一発となり、阿部監督も「われを忘れてベンチから飛び出してしまいました」と何度も歓喜のジャンプを繰り返していた。

 だが、「1番・中堅」に入って1カ月ぶりの先発出場となった12日の広島戦(マツダ)では4打数無安打2三振に加えて9回には送りバントを失敗と不完全燃焼。試合後、阿部監督は「7連戦もちょっと考慮して、オコエを使ってみたんですけど、やっぱりダメですね、スタメンは」と話していた。

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