槙野智章氏 肉眼で見た日本サッカー史の名場面「三笘の1ミリって言ってますけど、僕はずっと…」

槙野智章氏

　サッカー元日本代表DF槙野智章氏（37）が、16日放送のフジテレビ系「中居正広のスポーツ珍プレー好プレー」（後7・00）に出演し、サッカー史に残る名場面にまつわるエピソードを明かした。

　プロ野球や大リーグにとどまらず、サッカーやラグビー、フィギュアスケートなど、ジャンルを問わず各スポーツの珍プレー好プレーを集めた特番。スタジオには元選手やスポーツ好きなタレントたちが集った。

　番組では感動の名場面ランキングと題し、日本スポーツに残る名シーンをランキング形式で紹介した。2位に入ったのが、一昨年のサッカーW杯カタール大会の1次リーグ・スペイン戦だった。

　1―1で迎えた後半6分、ゴールライン際ギリギリでMF三笘薫が折り返したボールをMF田中碧が押し込んで勝ち越し。大金星で決勝トーナメントに駒を進めた。あきらめずにボールを追った三笘の執念のプレーは、数々の映像などで検証されたがゴールを割っておらず、「三笘の1ミリ」と称された。

　槙野氏は既に現役を引退していたが、中継のリポーターとして会場にいた。「三笘選手の目の前にいたのが僕なんです。そこの目の前で取材をしていたので」と明かし、驚かせた。

　MCの中居正広からは「肉眼では難しい？分からない？」と問われた。すると「でも全世界で一番最初に出てないと言ったのは僕でした」と自信満々に宣言。朝日奈央からは「絶対うそ！」とツッコミが入った。

　それでも槙野氏は、「“三笘の1ミリ”って言ってますけど、僕はずっと“槙野の肉眼”って言ってました」と返し、笑わせていた。