「怒りのホームラン」を打たれた投手は今…「今となってはありがたいことに…」インタビュー登場で感謝
スポニチアネックス / 2024年9月16日 22時11分
フジテレビ「中居正広のスポーツ珍プレー好プレー 今年もスゴイぞ!大谷翔平&感動の名場面SP」(後7・00)が16日に放送され、野球史に残る名場面の番外編として「怒りのホームラン」を取り上げた。
17年6月18日、東京ドームで行われた交流戦の巨人-ロッテ戦。3打席連続で前打者・マギーを敬遠で歩かされ、勝負を選ばれた巨人・亀井善行(現1軍コーチ)。8回は捕邪飛、延長10回は空振り三振に倒れ、迎えた4-5の延長12回1死一、二塁、ロッテ・大嶺祐太から逆転サヨナラ本塁打を放った。お立ち台では号泣。「最後打てなかったら、命取られると思って、それくらいの気持ちでいきました」。ベテランが言葉を詰まらせながら、本音を吐露していた。
当時の振り返った亀井コーチは、8回、延長10回と2度のチャンスをものにできず、「なんとか打ちたかったんですけどね。徐々に自分に対しての怒りが強くなって、周りも声をかけられない状態だったかも」と回想した。
延長12回に打席に入る際は「何クソって気持ちだった」。そして、“3度目の正直”で劇的な逆転サヨナラホームラン。ベンチに向かって力強くガッツポーズをつくった。「振ったら当たったような感覚。スタンドに入った瞬間は頭真っ白で、人生をかけた打席だった」としみじみと語った。
また、被弾した元ロッテ投手で、現在は飲食業を営む大嶺祐太氏もインタビューに登場。「本当にその当時は凄い悔しくて、野球人生が終わるまではいかないですけど、ショックの大きいホームランでした」と振り返った。
ただ、悪いことばかりではないという。店内には巨人の原辰徳前監督とのツーショットも飾られており、「今となっては本当にありがたいことに巨人のファンの方も(店に)来られて、いろいろな話でつながったり盛り上がることができてありがたいなと」と、野球つながりへの感謝を口にした。
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