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ソフトバンク 7連勝でM5!!代打・石塚が決勝犠飛 18日にも4年ぶりリーグV

スポニチアネックス / 2024年9月17日 5時27分

<オ・ソ>7回、先制犠飛を放った石塚(撮影・岸 良祐)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク1―0オリックス(2024年9月16日 京セラD)

 さあ、明日にも本拠地で胴上げだ!ソフトバンクは16日、オリックスに1―0で競り勝ち、今季最長タイの7連勝で優勝マジックを5とした。小久保裕紀監督(52)の采配がズバリ的中。7回に代打で起用した石塚綜一郎捕手(23)が左犠飛を放ち、虎の子の1点を守った。貯金は今季最多36。きょう17日からみずほペイペイドームで行われる日本ハムとの直接対決で2連勝すれば、あす18日に4年ぶりのリーグ制覇が決まる。

 小久保監督が最大のチャンスで送り出したのは、7月に念願の支配下契約を勝ち取った背番号55だった。

 「勇(野村)をスタメンで3打席目に代えるのもなと思いましたけど、前の内容を見るとね。石塚は三振しない子なので。託しました」。0―0で迎えた7回1死二、三塁の場面。曽谷に対して2三振だった野村に打席が回ってくると代打をコールした。

 ここで石塚が起用に応えた。初球からスイングしていき、1球目は引っ張ってのファウル。続くフォークを空振りして追い込まれたが、ここから2球ファウルで粘る。5球目のフォークを飛距離十分の左犠飛にした。主軸の近藤が右足を痛めて途中交代となるアクシデントが発生していた中でチームを勝利に導いた。

 打のヒーローは「代打の時は基本割り切りが大切なので。初球から振っていこうと思ってました。“何とか事を起こそう”と思って打席に入りました」と口にした。ファームで鍛えていた頃、現役時代に代打の経験が豊富だった大道、吉本両打撃コーチ、長谷川勇也R&Dスタッフらに教わっていた代打の極意を生かした。

 石塚は8月31日のロッテ戦以来、今季2度目の勝利打点をマークした。1軍での出場は14試合だけに勝負強さが光る。村上打撃コーチは「好球必打で打席に臨んでいるし、雰囲気がいい。堂々として慌てない」と打席での姿を評する。小久保監督も「この1打席にという思いは、今いるメンバーでは断トツに上の方に感じる」と評価。指揮官が昨季までの2軍監督時代に育てた若鷹がここぞという場面で結果を出し、連勝は今季最長タイの7まで伸びた。

 この日は2位・日本ハムが敗れたため、優勝マジックは2つ減って「5」となった。きょう17日からの日本ハム2連戦(みずほペイペイドーム)で連勝すれば、あす18日にリーグ優勝が決まる。4年ぶりの歓喜はもう目前だ。 (木下 大一)

 ○…ソフトバンクの優勝決定は最短で18日。きょう17日から2位日本ハムとの直接対決に連勝が条件。18日に「M3」から一気に優勝が決まるがこれは現時点で両チームに最終勝率で並ぶ可能性があるため。

 ○…パ・リーグの規定では、勝率で並んだ場合は(1)当該球団間の対戦成績(2)交流戦を除くリーグ内対戦の勝率(3)前年度順位、によって順位を決める。日本ハムは17日に敗れると、残り試合に全勝なら勝率は・600。ソフトバンクは残り2勝11敗で同率の・600となり、直接対戦も12勝12敗1分けの五分となるが、リーグ内対戦の勝率で日本ハムに届かない。優勝確定には3勝が必要となりマジックは3。ソフトバンクが17、18日に連勝した場合は、残り試合に全敗しても勝率で上回ることが確定する。

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