オリックス・小田 今季限りで引退「最高のチームメートにも恵まれたプロ野球生活でした」

あいさつに訪れたオリックス・小田（撮影・岸　良祐）

　オリックスは16日、小田裕也外野手（34）の今季限りでの現役引退を発表した。

　14年ドラフト8位で入団。オリックス一筋10年で、主に外野の守備固めや代走として、昨季まで3連覇を成し遂げたチームを支えた。今季はここまで出場19試合。7月14日に出場選手登録を抹消されてからは2軍で調整を続けていた。この日はスーツ姿で京セラドームを訪れ、球団関係者にあいさつ。「苦楽をともにした最高のチームメートにも恵まれたプロ野球生活でした。みなさんに感謝の気持ちを伝えたいです」などとコメントした。

　◇小田　裕也（おだ・ゆうや）1989年（平元）11月4日生まれ、熊本県出身の34歳。九州学院、東洋大、日本生命を経て14年ドラフト8位でオリックス入団。主に代走、守備固めを務めた。23年は5月、負傷離脱の杉本の代役として8試合に外野手で先発。打率・357、1本塁打4打点とバットでも結果を残した。1メートル72、75キロ。右投げ左打ち。