西武・おかわり＆栗山 来季も現役！ 打力健在41歳コンビ

西武の栗山（左）と中村剛

　西武の中村剛也内野手（41）と栗山巧外野手（41）が来季も現役を続行することが16日、分かった。今季、中村剛は58試合に出場して打率・191、7本塁打。7月に右手関節炎で出場選手登録を外れて以降は2軍暮らしが続いているが、歴代10位で現役最多の通算478本塁打をマークしている長打力は衰えていない。

　栗山はCS進出の可能性が消えた後も1軍に同行し、主に代打でここまで52試合に出場して打率・233、1本塁打、10打点。8月31日の日本ハム戦では8回に代打で逆転の1号2ランを放ち、20年連続本塁打を記録するなど勝負強い打撃は健在だ。

　深刻な得点力不足ですでに3年ぶりの最下位が決まっているが、来季もベテラン2人の打力を必要な戦力とし、チーム再建を目指す。