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ピンチ連続も…ドジャース・山本由伸は4回無失点 毎回得点圏に走者背負うも粘投 復帰後初白星はお預け

スポニチアネックス / 2024年9月17日 9時51分

<ブレーブス・ドジャース>ドジャース先発・山本(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース-ブレーブス(2024年9月16日 アトランタ)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が16日(日本時間17日)、敵地でのブレーブス戦に先発。毎回、得点圏に走者を背負ったが味方の好守備にも助けられ、4回無失点だった。最速は96・6マイル(約155・5キロ)を計測した。

 立ち上がりは2四球などで2死一、三塁のピンチを背負ったが、5番・ロレアノを三ゴロに仕留め、無失点。2回も先頭・マーフィーに二塁打を許したが、後続をきっちり断って本塁を踏ませなかった。

 3回は先頭・ハリスに左前打を許すと、続くソレアには中越え二塁打を浴びた。この安打で一塁走者・ソレアが一気に本塁突入。ただ、ドジャース野手陣が中堅・エドマンから二塁、K・ヘルナンデスとつなぐ中継プレーで本塁へバックホーム。間一髪のところでソレアを刺し、得点を与えなかった。

 4回も先頭・ロレアノに右翼フェンス直撃の三塁打を許し、いきなりピンチを背負った。それでも続くマーフィーをこの日、初めて投じたスライダーで空振り三振。さらにアルシアを遊ゴロに打ち取ると、ウルシェラも遊直に仕留め、最大のピンチも無失点で切り抜けた。

 この日は試合前にデーブ・ロバーツ監督が「75~80球」と球数制限を設けていることを明かし、4回で72球となった山本はこの回、限りで降板。5回からは2番手・フィリップスがマウンドに上がった。

 山本は右肩故障からの復帰戦となった前回10日(同11日)のカブス戦は、60球の球数制限がある中で4回までに59球を投じ4安打1失点、8奪三振と好投。この日も4回無失点と粘ったが、復帰後初勝利となる今季7勝目は次戦へ持ち越しとなった。

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