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二刀流E・ヘルナンデス ド軍内野手最速150キロ送球で山本由伸救う 指揮官も絶賛「試合の流れ変えた」

スポニチアネックス / 2024年9月17日 12時36分

3回、K・ヘルナンデスの好返球で本塁で走者を刺したドジャース・スミス(右、AP)

 ◇ナ・リーグ ドジャース9-0ブレーブス(2024年9月16日 アトランタ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席は遊ゴロ併殺崩れ、第4打席は野選でそれぞれ1打点を挙げて今季108打点とし、2004年の松井秀喜に並ぶ日本選手歴代2位に浮上した。大谷は4打数無安打で、チームも4安打ながら9得点を奪う大リーグ史上6度目の珍事でブレーブスに大勝して2連勝。この時点で地区優勝マジックを9とした。

 1―0の3回はドジャース守備陣が好守備で復帰2戦目の登板となった山本由伸を救った。無死一塁からソレアに中越えの二塁打を許したが、中堅エドマン→二塁E・ヘルナンデス→捕手スミスとそつのない中継プレーで本塁を狙ったハリスを刺した。少しでも送球が逸れていれば同点とされていただけに毎回得点圏に走者を背負っていた山本にとっても大きなプレーだった。

 このプレーにデーブ・ロバーツ監督は「あのプレーを成功させるためには、キケ(E・ヘルナンデス)の強肩かつ正確なスローイング、捕手が走者にしっかりタッチすることが必要。大前提としてトミー(エドマン)がしっかり捕球してカットマンまで投げ返さないといけない。キケはアスレチックで素晴らしいスローをし、本当に試合の流れを変えた」と絶賛。スミスも「トミー(エドマン)が本当に良い仕事をして、キケは厳しい体勢だったけど、本当に力強いスローイングだった」と振り返った。

 投げ終わった後は体を回転させるアクロバティックなスローイングを見せたE・ヘルナンデスの送球は93.6マイル(約150.6キロ)を記録。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ドジャースの内野手としては2015年のスタットキャスト導入後最も速い送球となった。

 E・ヘルナンデスは大差がついた状況で今季4試合に登板し、4回1/3を投げて5安打2失点で防御率4.15。10―0で勝利した8月3日のアスレチックス戦では「6番・三塁」で先発出場し、打撃も3安打2打点。10―0の9回から登板し、1安打無失点で試合を締めた。米データ分析サイト「オプタ」公式SNSによれば、3安打と完封勝利の救援登板は史上初だった。

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