キレキレのスプリットで11Kの今永 日本人1年目左腕最多タイ14勝も「チームが何勝何敗なのかが大事」
スポニチアネックス / 2024年9月17日 13時9分
◇インターリーグ カブス9―2 アスレチックス(2024年9月16日 シカゴ)
カブス・今永昇太投手(31)が16日(日本時間17日)、本拠でのアスレチックス戦に先発。6回、99球を投じて自己最多となる毎回の11三振を奪い、5安打3四球2失点で今季14勝目(3敗)をマークした。シーズン14勝はDeNA時代の19年の13勝を更新する自己最多で、メジャー1年目の日本人左腕では石井一久に並ぶ最多勝利記録。右腕も含めるとダルビッシュ有(16勝)、前田健太(同)、松坂大輔(15勝)に次ぐ4位タイとなった。今季の投球回数も166回1/3に伸ばし、メジャー1年目で規定投球回(162回)をクリアした。
毎回走者を出しながら、次打者は全て三振に仕留めた。1回はいきなり三塁打を浴びたものの、2番のルーカーをスプリットで空振り三振に仕留めるなど先制を許さなかった。3回に先頭打者を四球で出し、ルーカーに右中間へ2ランを放り込まれたが、その後は3者連続三振。4、5、6回も走者を背負うと、次打者はいずれも空振り三振と傷口を広げることはなかった。アスレチックスの空振り22回のうち11回はスプリットで、カブスのカウンセル監督は「あれが効果的だった。相手は速球を狙ってくると思っていたので、スプリットでいったのは非常に良い投球だった」と分析し、「彼はルーキーだが本当に才能があり、優秀だ。彼にまだなすべきことが残っていることを願うよ」と称賛した。
メジャー1年目で規定投球回に達した日本人投手は8人目。19年にDeNAで170イニングを投げた今永は「(規定投球回の)162イニングを投げることを目標にやってきた。うまくケガも未然に防ぎながら、ここまでやれている」と充実感を漂わせた。チームはポストシーズン進出にわずかな望みを残しており、キャリアハイの14勝目には「うれしいことではあるけど、チームが何勝何敗なのかが大事」と答えた。
カブスの公式X(旧ツイッター)は「You had to see The Sho.(ショー=昇太=を見るべきだった)」とつづり、今永が三振を量産する動画を投稿。ファンからは「SHOTA YATTA(昇太、やった)」「キャリアハイの11奪三振おめでとう」などの祝福コメントが寄せられ、中にはゴジラの画像に今永の顔写真とカブスのロゴを貼り付けて「ImanaGa-Zilla(イマナガジラ)」と名付けたパロディー画像もあった。
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