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左膝手術のトラウト 本職・中堅からのコンバート受け入れる考え示す「フロントに任せるつもり」

スポニチアネックス / 2024年9月17日 14時51分

ワシントン監督(右)と並んで記念撮影するエンゼルス・トラウト(AP)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)が16日(日本時間17日)、米メディアの取材に応じ、来季は本職の中堅にこだわらず、両翼、または指名打者へのコンバートを受け入れる考えがあることを明かした。

 2030年まで12年契約を結んでいるトラウトは今年5月と8月に2度左膝の手術を行い、現在はバットスイングや敏捷性を養うトレーニングを再開したことを報告。「4、5日前からバットを振り始めている。通常のオフシーズンを過ごすために日常のルーティンに戻ろうとしているんだ。毎日強くなっているよ」と話した。

 トラウトは2011年のメジャーデビューから中堅を中心に守り、2014年以来は中堅専門でプレーしてきたが、過去には左翼124試合、右翼17試合をプレー。また、DHとしても80試合に出場している。過去にはDHとしての適切なルーティンを見つけるのに苦労し、DHでの打率は.214にとどまる。トラウトは「オフシーズンには間違いなくいくつかの話し合いがあると思う。契約年数が(2030年まで)あることはわかっていて、契約を結んだときにはいずれコーナーに移ることになるとわかっていた。最終的には、私の目標は毎日打席に立ち、フィールドにいること。それがコーナーに移動することやDHの役割を増やすことであれば、それを実現するための計画をフロントオフィスに任せるつもり」とコンバートを受け入れる考えを示した。

 ロン・ワシントン監督は「マイク・トラウトはマイク・トラウトだ。彼が健康であれば、彼ができることを見せてくれるでしょう。彼の努力の仕方やフィールドでの能力は他の誰にもできないことをやってのける理由だ。それが彼が3回のMVPに輝いた理由だから」と話した。

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