ロッテ 延長10回に勝利こぼれ落ちた…5番手・国吉つかまり、無失点記録途切れる 4位・楽天と1差に

＜楽・ロ21＞サヨナラ打を打たれた国吉（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　ロッテ4ー3楽天（2024年9月17日　楽天モバイル）

　ロッテが痛恨のサヨナラ負けを喫した。3―3の延長10回に勝ち越しながらも、直後に5番手・国吉がつかまった。4位・楽天とのゲーム差は1に縮まった。

　0―3の4回、1死走者なしから2番・藤岡が四球で出塁。続く3番・ポランコが、楽天先発の古謝が投じたスライダーを右翼席に叩き込む21号2ランで1点差に詰め寄った。

　さらに、4番・ソトも古謝の直球を右翼席まで運ぶ21号ソロで3―3の同点に追いついた。

　そのまま延長戦に突入した延長10回。1死二塁で藤岡が楽天6番手・渡辺翔が投じたスプリットを左越え適時二塁打。勝ち越しに成功した。

　しかし、直後に悪夢が待っていた。5番手・国吉が無死一、三塁のピンチを招くと、渡辺佳の中犠飛で同点に追いつかれた。国吉はこの失点で連続無失点記録は24試合でストップした。

　悪い流れは止められず、2死一、二塁から代打・伊藤裕にサヨナラ打を浴びて、チームは3連敗を喫した。