中日・中島、来季構想外に「少し前に球団から言われた」　他球団での現役続行を目指す

スポニチアネックス / 2024年9月18日 5時1分

中日・中島宏之

　中日の中島宏之内野手（42、写真）が17日、ナゴヤ球場で取材に応じ、来季の戦力構想から外れたことを明かした上で、来季以降も他球団での現役続行を目指す意向を示した。

　「少し前に球団から（構想外と）言われて、すぐに答えは出なかったけど、やれるまで、やり切ろうと。どこか（一緒に）やりたいと言ってくれるなら続けたい」

　日米通算24年目の今季は代打の切り札として巨人から加入。4月13日阪神戦で右手首に死球を受け、同19日に「右第5中手骨骨膜損傷」のため出場選手登録を抹消となった。患部の影響もあって今季は出場15試合にとどまり、無安打、1打点。「せっかくドラゴンズに取ってもらえたから、何とか貢献したい思いだった。体のどこかが痛いとかはない。折れた手も、いい感じです」と話した。

　◇中島　宏之（なかじま・ひろゆき）1982年（昭57）7月31日生まれ、兵庫県出身の42歳。伊丹北から00年ドラフト5位で西武入り。強打の遊撃手として04年からレギュラーに定着。12年オフに海外FA権を行使してアスレチックスに移籍もメジャー出場なし。15年にオリックスで国内復帰。16年に本名の「裕之」から登録名を変更。08年北京五輪、09年WBC日本代表。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。