ドジャース先発ミラー 3試合連続で初回に失点 苦しい立ち上がり POへ投手整備が課題

ドジャースの先発・ミラー（AP）

　◇ナ・リーグ　ドジャース－マーリンズ（2024年9月17日　マイアミ）

　ドジャースのボビー・ミラー投手（25）が17日（日本時間18日）、敵地でのマーリンズ戦に先発。3試合連続で初回に失点する苦しい立ち上がりとなった。

　ミラーは初回、先頭・エドワーズに右前打を許すと、続くノービーにも左前打を浴び無死一、二塁といきなりピンチを背負った。

　さらに、3番、J・サンチェスの痛烈なゴロを二塁手・ラックスが弾く間に二走・エドワーズが生還（記録は内野安打）。あっという間に先制点を奪われた。

　なおも1死一、三塁から5番・ブライドに中前適時打を浴び2失点目。後続は断って傷口を広げなかったが、苦しい立ち上がりとなった。

　ミラーは前回11日のカブス戦も初回に2失点。前々回5日のエンゼルス戦も初回に5失点しており、3戦連続で初回から失点する投球となった。

　2回も先頭・フォーテスに右翼線二塁打を浴びると、1死からノービーを四球で歩かせ、プライアー投手コーチがマウンドに駆け寄るなど、立ち直りができず、J・サンチェスにも適時打を浴び、3点目を失った。

　チームは先発陣に故障者が相次ぎ、プレーオフへ投手整備が喫緊の課題となっている。