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京都が2大会ぶり4強 FW豊川&FWトゥーリオ弾でJ2千葉一蹴

スポニチアネックス / 2024年9月18日 21時17分

<天皇杯 千葉・京都>前半、ゴールを決め喜ぶ京都・豊川(右)(撮影・西海健太郎)

 ◇天皇杯 準々決勝 京都3ー0千葉(2024年9月18日 フクアリ)

 京都がスコア以上の完勝で、2大会ぶりの4強を決めた。J2千葉に3発完勝。10月27日に神戸―鹿島の勝者と準決勝で対戦する。

 まずは前半11分だ。自陣からの縦パスをFWマルコ・トゥーリオがスルー。ボールを受けたFW豊川雄太がワンタッチで落とし、トゥーリオが前向きでドリブル侵入した。「出場したら得点。そこは狙っていく」。そしてトゥーリオからのスルーパスを豊川が右足スライディングシュートで先制点を奪った。

 流れるような一発で主導権を握ると後半4分にはMF川崎颯太のスルーパスからトゥーリオが芸術的な右足ループで追加点。リーグ横浜戦(13日)でも意表を突くスルーパスを通して得点を演出した川崎は「ああいうプレーができる選手になりました」と照れていたが、相手の急所を一刺しする武器になりつつある。

 前線からの積極的な守備で相手のビルドアップを封じ、ほぼ敵陣で試合を進めた。守備陣も集中を切らさず、無失点。数多くの決定機を逃したことは反省点だが、チョウ貴裁監督の「今年はファイナルを狙いにいく」は大言壮語ではない。今の京都は、タイトルを意識して良いほどに強い。

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