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巨人、執念の引き分けでマジック9が初点灯 最短Vは23日 岡本和のヘッスラ生還など全員でつないだ

スポニチアネックス / 2024年9月18日 22時26分

<巨・D>8回、岸田の二ゴロの間に同点のホームインする岡本和(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2―2DeNA(2024年9月18日 東京D)

 巨人は18日、東京ドームでDeNAと対戦し、2―2の今季7度目の引き分け。4年ぶりのリーグ優勝に向け、マジック9が初めて点灯した。最短Vは23日となる。

 1点を追う8回だった。先頭の岡本和が四球で出塁すると、続く浅野が左前打でつないで無死一、二塁。途中出場のオコエが三塁線へ犠打を確実に決めて1死二、三塁とすると、岸田が二塁へゴロを転がし、三塁走者の岡本和がバットに当たった瞬間にスタートを切り、ヘッドスライディングで生還、同点に追いついた。

 初回に丸が今季3本目となる先頭打者アーチを右翼席に運んで先制。しかし、2回以降は得点を奪えず、逆に好投を続けていたグリフィンが6回に牧に左越えソロを浴びて同点に追いつかれた。さらに8回にバルドナードが宮崎に押し出し四球を与え、劣勢の展開だったが、全員の力ではね返した。

 9回以降、大勢、泉、平内、高梨とつないで失点せず。両軍譲らずに引き分けに終わったが、優勝争いの中で価値ある引き分けとなった。

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