中日・高橋宏「誰が何と言おうと僕は立浪監督に育ててもらった選手」 退任表明の指揮官に感謝と自責の念

＜中・神＞6回、代打・小野寺を遊ゴロに抑え、吠える中日・高橋宏（撮影・椎名　航）

　◇セ・リーグ　中日3ー8阪神（2024年9月18日　バンテリンD）

　6回3失点で4敗目を喫した中日・高橋宏は試合後、自身の登板日に退任を表明した立浪監督への思いを吐露した。

　「僕の試合でこうやって発表されるのはとても責任を感じます。いくら監督が責任を取ったとしても、やっているのは選手なんで。そこは選手全員が責任を感じて行動を変えていかないといけないと思いますし、その責任は僕にもあるんで」

　春季キャンプで投球フォームを変更して苦言を呈されるなど、厳しい指導も受けてきたが、22年に1軍デビューして以来、今季も先発の柱として起用してくれた恩師だ。

　「悲しいというか、何とも言えない。1軍で試合に投げていない時から1軍キャンプに呼んでもらって、開幕ローテーションにも入れてもらった。本当に感謝しかない。誰が何と言おうと、僕は立浪監督に育ててもらった選手」

　自身初タイトルとなる最優秀防御率を獲得し、恩返しとしたい。