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ディナモ・ザグレブの荻原拓也 新方式CLで日本人第1号のデビュー弾「夢が実現した」

スポニチアネックス / 2024年9月19日 2時2分

チーム2点目のゴールを決めて喜ぶディナモ・ザグレブの荻原拓也(右)

 ◇欧州チャンピオンズリーグ(CL) ディナモ・ザグレブ2-9バイエルンミュンヘン(2024年9月17日)

 17日開幕で1次リーグ6試合が行われ、ディナモ・ザグレブのDF荻原拓也(24)が2―9で敗れたBミュンヘン戦で得点し、36チーム制の新方式となった節目の大会で日本人1号弾を決めた。前身の欧州チャンピオンズ杯を含めて大会初出場でのゴールは日本人3人目。リバプールのMF遠藤航(31)、シュツットガルトのDFチェイス・アンリ(20)もCLデビューを果たした。

 待望の瞬間は後半5分だ。左ウイングバックの荻原がスルーパスに反応し、左足でシュート。相手GKの股下を抜いた。「小さな頃からチャンピオンズリーグでプレーしたいと思ってきた。夢が実現した」。地元メディアにそう振り返った。

 日本人の得点は前身の欧州チャンピオンズ杯を含めて12人目。初出場に限れば奥寺康彦、中村俊輔に続く3人目の快挙だ。史上最多12人の日本人が参加する大会で今年1月に浦和から期限付き移籍した24歳が真っ先にネットを揺らした。

 試合は地力の差が出て9失点の惨敗。荻原は「こんな大敗は予想していなかった。これ以上、難しい相手がいるとは思えない。今後の戦いへ刺激になれば」と前を向いた。

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