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「キャリアであれが初めてだ」マーリンズ左腕、初クイックも大谷に二盗決められ「凄い選手だよ」

スポニチアネックス / 2024年9月19日 12時20分

ドジャース戦に先発したマーリンズ・ウェザーズ(AP)

 ◇ナ・リーグ マーリンズ4-8ドジャース(2024年9月18日 マイアミ)

 マーリンズのライアン・ウェザーズ投手(24)が18日(日本時間19日)、本拠でのドジャース戦に先発。5回途中6失点で6敗目を喫した。試合後はドジャース・大谷翔平投手(30)との対戦に言及した。

 ウェザーズは初回、大谷に95・7マイル(約154キロ)の内角直球を左前に運ばれた。さらに、次打者・ベッツへ初球を投じると、大谷に二盗も決められた。

 3回の第2打席は遊飛、4回の第3打席は見逃し三振に打ち取った。

 試合後は大谷との対戦について「今の彼は球界で最高級に影響力のある選手。彼がやっていることは他の誰も成し遂げておらず、印象的だ。何度か対戦できたのは幸運だったし、いつか“大谷と対戦したことがある”と言えるのはクールなことだ」と素晴らしい機会を与えてくれたと語った。

 初回は大谷が左前打で出塁後、ベッツにはスライドステップ(クイックモーション)で投げたものの大谷に二盗を決められ「スライドステップで投げたのはキャリアであれが初めてだ。彼は多くの盗塁をする選手だから。凄い選手だよ。あんなパワー、スピードは滅多に見られない」と脱帽した。

 それでも第2、第3打席はきっちり打ち取り「翔平に対してはストライクゾーンに投げなければいけないのは分かっていた。彼はMVPを取るような選手だ。彼が予測しておらず、質の良い球を投げられたのは幸運だった。何よりもそれが重要だ。彼が待っている球を投げてしまえば、見逃してはくれないから」と考えの裏を突く配球が奏功したと胸を張った。

 その上で大谷について「投手としても見ていても楽しいから、できれば投球も見たかった。素晴らしい選手だし、その活躍がハッピーだ」と来季以降の二刀流復活を心待ちにした。

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