浦和スコルジャ監督 復帰後初の埼スタで指揮へ「攻撃的に…」 21日FC東京戦チケット発券数4万枚超え

浦和・スコルジャ監督

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督が19日、FC東京戦（21日、埼玉）に向けてのオンライン会見に臨んだ。

　復帰後初の埼スタで指揮を執る。昨年11月の福岡戦以来で、「この気持ちを表す言葉が少し見つけづらい。昨年、埼玉スタジアムで初めて指揮を執った時、本当に驚いたし、非常にユニークなスタジアムだと思っていた。その印象は全く変わっていない。その雰囲気を早く感じたい。ゴールが決まってスタジアムが爆発するような、その瞬間を楽しみにしている。それだけではなく、難しい時間帯でもチームを応援し続けてくれる力強さがある」と見据えた。

　前節・G大阪戦では1―0で勝利した。ポイントに挙げていた「低い位置での守備」で無失点。4―4―2布陣でゴール前を固め、攻め込まれても最後まで得点を許さなかった。「固い守りはできたと思うが、そこから押し上げながら相手を下げさせていくことができなかった。そこは改善点であり、今後は、そこから前に出ていきながら、より高い位置で奪いたいと思っている。FC東京戦ではハイプレスを、より多く成功させたい」と語った。

　FC東京戦では6月以来の連勝が懸かる。「まとまったタフな守備が必要。ガンバ戦とはまた違った試合になると思う」。クラブによると、この日の正午現在でチケット総発券数は約4万1000枚。スコルジャ監督は「4万人以上の来場が見込まれる試合でサポーターの方々の大きな後押しを感じながら、より攻撃的に立ち上がりからプレーし、試合を支配したいと思う。ガンバ戦より多くのチャンスを作り、得点を決めたいと思っている」と意気込んだ。