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日本人投手最速161キロ投げた右腕 神宮“凱旋”131キロ 今も現役「まだ投げられるところ見せたい」

スポニチアネックス / 2024年9月19日 18時5分

<ヤ・広>レジェンドOBファーストピッチセレモニーを行う佐藤由規(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ ヤクルトー広島(2024年9月19日 神宮)

 BCリーグ・埼玉の由規投手兼任コーチ(34)が19日、ヤクルト-広島戦(神宮)の試合前に行われた始球式に登場した。

 仙台育英から07年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。入団時に本名の佐藤由規から登録名を「由規」に。10年には、当時日本人投手最速の161キロを計測するなど自己最多の12勝をマーク。18年まで在籍し、その後、楽天、台湾を経て、BC埼玉で投手兼任コーチとしてプレーしている。

 この日は球団創立55周年企画の一環として、球団の伝統を築いたレジェンドOBによるファーストピッチが行われた。由規はヤクルト在籍当時の背番号11のユニホーム姿で登場し、「また神宮のマウンドに立てること、光栄です」と挨拶した。

 「現役やっていますので、まだまだ投げられるところを見せたい」と意気込み、スパイクではなくアップシューズで登板。当時、バッテリーを組んでいた川本良平氏のミットをめがけて、外角への直球を投げ込み、131キロをマーク。悔しそうな表情を浮かべたが、健在の様子に場内からは大歓声が起きた。

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