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DeNA 今季12度目の零敗で3位浮上ならず 先発ケイが5回5失点で7敗目…牧が猛打賞も4安打だけ

スポニチアネックス / 2024年9月19日 20時55分

<巨・D>5回、岡本和に2ランを浴びるケイ(撮影・光山 貴大)

 ◇セ・リーグ DeNA0―6巨人(2024年9月19日 東京D)

 DeNAが今季12度目の零敗を喫した。3位・広島に0.5差に迫って迎えた巨人戦で今季22度目の先発登板となったアンソニー・ケイ投手(29)が5回101球を投げ5失点(自責4)と結果を出せず7敗目(6勝)。打線は相手先発右腕の戸郷の前に沈黙した。

 痛恨の初回となった。ケイは先頭の丸に右中間を破られる二塁打を打たれると、2番・浅野に四球で無死一、二塁といきなりピンチを招く。3番・吉川はバントの構え。ケイが投じた4球目の内角への直球で空振りを奪ったところで二走・丸が飛び出し、伊藤が二塁へ送球。しかしその間に丸に三塁進塁を許し無死一、三塁とピンチを広げてしまった。

 吉川に先制二塁打を許すと、岡本和を申告敬遠後に大城卓に左犠飛、モンテスの一邪飛を捕球したオースティンの三塁への悪送球で三走・吉川の生還を許し初回に3点を失った。2回から4回まで3イニングは無失点に抑えたケイだったが、5回に岡本和に痛恨の2ランを被弾。5点のリードを許しこの回で降板した。

 打線は戸郷の前に牧が一人気を吐き2打席連続安打を放つも、5回から7回まで無安打と攻略できず。8回にも牧が2死から猛打賞となる右中間を破る二塁打を放つも得点には結びつかず。

 9回も堀田に3者凡退に斬られ牧以外には森が1安打を打っただけと打線が最後まで沈黙した。この日、広島がヤクルトに敗れたため3位とのゲーム差は0.5差のまま。チームは、あす20日から本拠・横浜で2位・阪神と2連戦、22日からヤクルト2連戦を迎える。

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