巨人・阿部監督 マジック減らすもピシャリ「大々的にマジック8だ、なんちゃらだと…だから？っていう話」

＜巨・D＞DeNAに勝利しジャビットとグータッチする阿部監督　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇セ・リーグ　巨人6―0DeNA（2024年9月19日　東京D）

　巨人の阿部慎之助監督（45）がこの日は試合後の会見場に姿を現し、ナインを称えた。

　初回に3点先取し、5回に主砲・岡本和の25号2ランで加点。エース戸郷は8回4安打無失点と理想的な試合展開だった。

　戸郷の好投、初回の3点先取を称えたあと、岡本和の一発について「凄く大きい追加点になったなと。あれで勝負ありだった」とした指揮官。

　延長12回の末にDeNAと2―2で引き分けて4年ぶり優勝へのマジック9を初点灯させた前日18日は試合後の会見場に姿を現さず。会見拒否は今季3度目で、過去2戦はともに8失点惨敗時だったが、引き分け試合では初となった。

　そのマジックもこの日の勝利で1つ減らして8に。前夜の試合後は緊急ミーティングで選手に向かって「マジックがついても浮かれず」と話したが、それについて聞かれると「大々的にマジック8だ、なんちゃらだと言っていたけど、だから？っていう話」とピシャリ。

　この日、仮に負けていれば阪神の自力Vが復活して巨人の優勝マジックは点灯から一夜で消えるところだっただけにこの日も勝ってかぶとの緒を締めていた。