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ヤクルト・山田 古田超え神宮トップ448打点「うれしい」 青木の安打には笑顔で引退を「取り消して…」

スポニチアネックス / 2024年9月19日 22時18分

<ヤ・広>笑顔を見せる吉村(左)と山田(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ ヤクルト5―1広島(2024年9月19日 神宮)

 ヤクルトが投打がかみ合い広島に連勝を飾った。投げては吉村貢司郎投手(26)が5回92球1失点(自責0)と粘りの投球で今季8勝目(8敗)。打っては山田哲人内野手(32)が9戦ぶりとなる12号同点ソロを放つなど2打点と勝利を呼び込む活躍を見せた。

 吉村が初回に1点を失った後の2回に山田が9月8日の阪神戦(神宮)以来9戦ぶりとなる12号ソロで追いつくと、同点の3回には再び山田が勝ち越し犠飛を放った。

 1点リードの5回には、投手・吉村の代打で登場した青木が左前打で出塁すると神宮もベンチも雰囲気は最高潮に。1死一、二塁からサンタナが広島を突き放す14号3ランを放ち勝負を決めた。

 試合後、吉村とともにお立ち台に上がった山田は「とにかく勝ちたいという思いでした。バッティングカウントだったんで、悔いないようにしっかりフルスイングしようと思って、本当に理想っていうかそれ以上のバッティングができました。しっかりフルスイングできましたし、芯でも捉えることができたので良かった」と2打点を振り返り笑顔を見せた。

 そして青木の存在について聞かれると「背番号も受け継いでますし、今日のヒットを見たら(引退を)取り消してほしいなって思うんですけど。残り試合少ないですけど、青木さんとプレーできる喜びをかみしめたいなと思います」としみじみ。チームの勢いや雰囲気は「いい雰囲気だと思います」とうなずいた。

 球場裏でも語った。青木から背番1、主将など、たくさんのものを受け継いできた山田。チームに魂として継承したいものを問われると「たくさんありますけど…まぁまた今度いいますね」とニヤリ。2打点を挙げ、古田を抜いて神宮トップの448打点を叩き出した32歳は「そこは意識していなかったですけど、そうやって偉大な先輩の記録を超えられたっていうのは素直にうれしいです」と前を見据えた。

 最後に再び青木から引き継ぎ実践していることを聞かれた山田は「まあ、実践しているというか、本当に毎打席毎打席、悔しがるというか、勝っている時も負けている時もそうなんですけど、そんなに悩むことかっていうか、こっちから見ていたら、凄く思うんですけど…。そういうのがああやってヒットをたくさん打てるのにもつながっているんだと思いますし。僕とかはそういうのを見習わないといけないなっていうふうに思います。僕は大差で勝っていたりとかすると、思い切ってホームランを狙っちゃったりするクセがあるので。そこは学ばないといけないなと思います」と素直な思いを口にした。

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