関学大 平生翔大主将と松本壮馬副将が「大学選手権ベスト4」へチーム引っ張る 関西大学ラグビー

関学大を引っ張る松本（左）と平生

　ムロオ関西大学ラグビーAリーグは22日に開幕する。

　昨季は大学選手権で京産大と天理大が4強入りし、レベルの高さを示した関西勢。8大学の現状を紹介する一方、27年のW杯オーストラリア大会を狙える若き逸材に焦点を当てる。

　新たな歴史を刻もうとする関学大を引っ張るのが、フッカー平生翔大主将（4年＝関西学院）とCTB松本壮馬副将（4年＝石見智翠館）だ。昨季は4季ぶりに大学選手権へ進みながら、準々決勝で帝京大に15―78と大敗。ラグビー以外でも大学王者との違いを感じ、平生主将は「日常生活のあいさつや礼儀から心がけてきた。スタンダードは上がりつつある」と口にする。

　関学大が到達したことのない「選手権ベスト4」という目標を掲げる今季。伝統のディフェンスに加えてアタックの強化にも力を注ぎ、春季トーナメントでは天理大を撃破して準優勝した。「関西の1～2位で選手権に出たいし、京産大と天理大を倒したい気持ちが強い」と松本。昨季の3位を超え、全国の舞台に再び挑む。