中日・中田翔「僕個人的には本当に申し訳ない気持ち」 退任表明の立浪監督への思い明かす

立浪監督とハイタッチする中田翔（左）

　中日の中田翔内野手（35）が20日、大阪・舞洲でのウエスタン・リーグ、オリックス戦後に取材に応じ、18日に今季限りでの退任を表明した立浪監督への思いを口にした。

　「僕個人としては、本当に申し訳ないという気持ち。力になれなかった。チーム全体としても監督に背負い込ませすぎてしまっている部分もあると思いますし、いろんなことを思っての決断だったと思います」

　巨人との3年契約の1年目が終了した昨オフ、オプトアウト（途中で契約を破棄できる権利）を行使。立浪監督の強い希望で4番候補として中日に入団したものの、相次ぐ負傷もあってここまで62試合で打率・217、4本塁打21打点と結果を出せなかった。

　「僕自身はふがいない1年になってしまいましたけど、監督の下で野球をやれたのは凄く幸せなことですし、それは一生忘れずにやっていきたい」

　また、オリックス戦に先発した大野も「就任1年目（22年）に開幕投手に指名してもらった。凄く期待してもらった中でなかなかこの3年間、結果が出せずに申し訳ない」と神妙に話した。