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8勝目を挙げた巨人・井上温大が試合で初めて投げたカットボール「凄い有効だなと思いました」

スポニチアネックス / 2024年9月20日 22時59分

<広・巨 23>8勝目の井上(左)は阿部監督とハイタッチ (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人8―2広島(2024年9月20日 マツダ)

 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が20日の広島戦(マツダ)で5回まで毎回の8三振を奪って6安打1失点と好投し、登板4試合ぶり、先発では3試合ぶりとなる今季8勝目(5敗)をマークした。

 広島戦はプロ初勝利。2位・阪神が敗れたため、巨人の優勝マジックは一気に2つ減って6となっている。最短Vは23日。

 井上との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――試合を振り返って。

 「先頭と、先制点を与えないようにと思って。今回は先に先制点が入って、しかも4点も入ったんで、凄い楽に投げられました」

 ――けん制球でアウト、バント処理。自分で自分を助けた。

 「ピッチャーが最低限できるプレーだと思うんで、ああいうプレーが、練習でもやっていたことが、試合で出せて良かったと思います」

 ――内角に直球を投げ込んだ。楽に投げられたか。

 「0―0だと、インコースはホームランがつきものなんで、頭に少し浮かんでしまうんですけど、4点もあったんで、どんどんインコースを攻めることができた」

 ――ピンチで三振。

 「変化球は絶対ワンバン。ストライクゾーンに乗せないように空振り狙って投げました」

 ――カットボールを投げていた。

 「大きいスライダーだけだと左バッターにうまく合わせられてしまうことが多いと感じたんで、試合前からカットボールを見せ球で使おうと話して使いました」

 ――これまでブルペンでは。

 「練習はしてました。(試合では)使ってないです。ボール球見せるだけでも、バッターに、あるんだなと思わせることができるんで、凄い有効だなと思いました」

 ――きょうも自然体でいけたか。

 「バッターをどう打ち取るかということだけ考えていけました」

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