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夢の舞台つかんだドジャース・大谷、米7年目で初PS ロバーツ監督「地区優勝まで休ませることはない」

スポニチアネックス / 2024年9月21日 1時31分

シャンパンで乾杯するロバーツ監督(手前)、大谷(右から2人目)ら(MLB公式サイトから)

 ◇ナ・リーグ  ドジャース20-3マーリンズ(2024年9月19日 マイアミ)

 ドジャースは12年連続、大谷にとっては初のポストシーズン(PS)進出が決まった。試合後は祝福の乾杯。大谷もフランスのシャンパン「Veuve Clicquot(ヴーヴ・クリコ)」を一気に飲み干し歓喜に浸った。

 「米国に来て夢に見ていた舞台。勝って決まったのは、自分にとっても凄く大きい」。投手のみの出場も含めればこの日がメジャー通算866試合目で、PS未経験の現役選手では最多だった。

 18年から6年間プレーしたエンゼルスでは下位に低迷し続けた。移籍を決めた理由は「勝つことが僕にとって今、一番大事なこと」。故障者続出の今季を救ったのは大谷の51本塁打、51盗塁だった。デーブ・ロバーツ監督は「この偉業を世界中が見ており、MLB全体の勝利がもたらされたのだと思う。唯一無二の存在」と称えた。

 優勝マジックは1減って6。投手陣に不安を抱えるド軍にとって頂点まで勝ち抜く鍵は、ナ・リーグで勝率2位以内に入って、地区シリーズから戦うこと。今季は欠場わずか3試合だが、ロバーツ監督は「(体調など)様子を見るが地区優勝するまで休ませることはない」と明言した。

 普段は飲まないシャンパンの味を問われた大谷は「良かった。首位でいけるかは挑戦だけど、そこに向けた良い励みになる」。勝利のため、一つでも前の塁、少しでも遠くに飛ぶ打球を求め続ける。(柳原 直之)

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