【東京女子プロレス】プリンセス・オブ・プリンセス王座を賭け王者・渡辺未詩が水波戦へ意気込み
スポニチアネックス / 2024年9月21日 6時54分
東京女子プロレスは22日に幕張メッセで「WRESTLE PRINCESS V」を開催する。同大会ではプリンセス・オブ・プリンセス王座のベルトを賭け、王者・渡辺未詩(24)が、第11回東京プリンセスカップ覇者の“アニキ”水波綾(36=フリー)と4度目の防衛線に臨む。
3・31両国大会での王座奪取から半年。渡辺は過去の防衛戦を振り返り「チャンピオンになる、ベルトを持つことが先輩からも狙われる存在になるんだと、最初の防衛戦で身が引き締まりました。その後の(バート)ビクセン戦も海外選手とたくさん闘ったIP(インターナショナル・プリンセス)のベルトを持っていた時とは違う、(辰巳)リカさんとの防衛戦も過去にリカさんと闘った時とは違う、それぞれが一歩踏み出せたような新しい闘い方ができました」と話した。
以前から団体の知名度を上げことを目指し「東京女子プロレスを引っ張っていく存在になりたい」思いでリングに上がってきた。最近は「佐久間宣行のNOBROCK TV」にも出演するなど団体のPRに勢力的に活動する。「どうしたら見てもらえるきっかけになるのか、チャンピオンだからこそできることがあると思うし、逆にチャンピオンだから難しい部分があるかもしれないけど、どういうのがきっかけになるかわからないし、いろんなところに知ってもらうきっかけを作っていかないいけないなと思います」。
チャンピオンとしての責任感も強く感じるようになるなか、4度目の防衛戦は2年前の7月の大田区総合体育館大会ではシングルマッチで敗れている因縁の相手と対戦する。「今回はチャンピオンで水波さんを迎え撃つ立場。今の私がどれだけできるかというチャレンジではなく、チャンピオンとして試合をしないといけない」と強い覚悟を口にする。団体外選手でありながら東京女子への熱い思いをファイトで表現する水波とは戦いのテーマも明確だ。「水波さんは、その熱さで東京女子の初見の人も好きにさせてきた。私も東京女子プロレスに対する愛では負けてないし、気持ちの面でどちらの思いが勝つかという感じだと思います」。
防衛を果たせばベルトを持ったままの年越しも見えてくる。「もっと防衛を重ねて来年の1・4後楽園で防衛戦ができたらだいぶ自分の中で自信につながる。来年以降もずっと持ち続けたい」と長期政権確立を見据えた。
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