【Xゲーム】日本勢トップ2位の伊藤美優「五輪を目指すことで成長できる」28年ロス五輪へ意欲

＜Xゲームズ千葉大会第2日＞スケートボード女子ストリート、決勝に臨む伊藤美優（撮影・小海途　良幹）

　◇Xゲーム千葉大会第2日（2024年9月21日　幕張メッセ）

　スケートボード女子ストリートは決勝が行われ、今月ローマで行われた世界選手権で3位に入った17歳の伊藤美優が日本勢最高の2位に入った。伊藤は6月末のXゲーム・ベンチュラ大会（米国）では初出場初優勝を果たしており、これでビッグタイトルで3戦連続の表彰台。「（2位は）うれしいです。流れよく滑られたし、1つ1つの技の完成度は高かったと思う」と振り返った。

　優勝した14歳のクロエ・コベル（オーストラリア）には僅差で及ばなかったが、パリ五輪金メダルの吉沢恋、銀メダルの赤間凛音を上回る成績を残した。パリは出場を逃したが、「五輪を目指すことで、もっと成長すると思っている」と4年後のロサンゼルス大会を目指すことを宣言した。

　吉沢、赤間より年上の17歳だが、まだまだ成長途上にある伊藤。「今後は技（のレベル）を高くしたり、体力も付けていきたい」とどん欲に語った。