1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大の里 2度目優勝で“最速大関”当確に花!天敵・豊昇龍に勝利「最高の相撲を取った」

スポニチアネックス / 2024年9月21日 17時57分

<大相撲秋場所14日目>大の里(左)が豊昇龍を押し出して優勝を決める(撮影・篠原岳夫)

 ◇大相撲秋場所14日目(2024年9月21日 両国国技館)

 大相撲秋場所は21日、東京・両国国技館で14日目の取組が行われ、関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が大関・豊昇龍(25=立浪部屋)を破って13勝目を挙げ2場所ぶり2度目の優勝を決めた。これで大関昇進目安とされる3場所合計33勝を上回る34勝目。初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進は確実で、優勝で快挙に花を添えた。新入幕から所要5場所で2度目の優勝を果たすのは、栃木山の7場所を上回る史上最速となった。

 昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビューし、今年初場所の新入幕後は2場所連続で11勝を挙げ、夏場所には初土俵から所要7場所で初優勝の快進撃。関脇となった名古屋場所は序盤のつまずきが響いて9勝止まりだったが、大関昇進を目指した今場所は初日から破竹の11連勝。12日目に優勝経験がある平幕・若隆景に敗れるも、切り替えて前日は琴桜に勝利。最初の一番は「勝ちはない」と連敗を覚悟したが物言いがついて取り直しとなり、今度は一気に前に出て完勝した。

 この日対戦した豊昇龍は初顔合わせからいずれも下手投げで3連敗(先場所は大の里の不戦勝)を喫した“天敵”だったが、この日は勢いに乗る大の里がもろ手突きで一気に押し出して完勝。連日の大関戦勝利で優勝を決めた。

 優勝を決めた後、大の里はテレビ中継のインタビューに応え、「明日まだ一日ありますが14日目で優勝を決めることはうれしい。立ち合い大事だと思っていたのでよかった。迷いなく思い切っていきました。最高の相撲を取りました。集中して何も考えないで思い切っていけたんで良かった」と語った。

 大の里を2差で追っていた3敗勢は、平幕の錦木が王鵬を寄り倒しで下し、幕内自己最多となる11勝目。若隆景は寄り倒しで大栄翔に勝ち、関脇・霧島と平幕の高安による元大関対決は霧島が突き落としで制した。

 20日に日本相撲協会に引退届を提出し、年寄「湊川」を襲名した元大関の関脇・貴景勝はこの日、両国国技館で引退会見を行い、引退を決断した理由について「燃え尽きました」と説明。「横綱を目指し、手をいっぱい伸ばしたんですけど、届きませんでした」と涙を浮かべる場面もあった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください