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岸本加世子 47年前の樹木希林さんとの初対面 デビュー作でコンビ「何も言わないでジーっと見て」

スポニチアネックス / 2024年9月24日 18時6分

岸本加世子

 女優の岸本加世子(63)が23日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。2018年に亡くなった女優の樹木希林さん(享年75)との初対面のエピソードを明かした。

 この日はお笑いタレントの小堺一機と出演。実は1977年の同期デビューだという2人。岸本はTBSの大ヒットドラマ「ムー」で15歳でデビュー。同作では希林さんとお手伝いさんのコンビを組む役だった。

 岸本はデビューが決まり、プロデューサーで演出家の久世光彦氏にTBSの近くのレストランへ連れて行かれたといい、「初めて樹木希林さんにあいさつに行ったんですよ。“これから『ムー』ってドラマでデビューします”って」と回顧。「そしたら希林さんが何も言わないでジーっと見て、たった一言、“あんたね、私にかわいがられようと思わなくていいからね”って言われて」と回想した。

 さらに「その頃、中学出たばっかりで、眉毛をちょっと剃ってたんですよ。“処女の役やるんだから、眉毛剃っちゃダメ!”って。その二言だけ」と希林さんとの初対面を振り返った。

 その後、久世氏にTBSのロッカールームに連れて行かれ、「お前、本当に真剣にこの世界で女優としてやっていくと思うんだったら、1つだけ約束しろ、絶対に人にかわいがられるな」と言われたという。「希林さんと似たこと仰るんですよ。“かわいがられるな”ってどういうことかなと思って。“いいか、今度出てきた岸本加世子について、あの子はいい子ねぇなんて噂を聞いたら、ただじゃおかねぇぞ”って。それだけだったんです」と苦笑した。

 その言葉について「意味が分からなかった」という岸本。それでも「後から分かったんですけど、久世さんの親心で、どんなに偉いプロデューサー、どんなに偉い俳優の先輩と仕事をしようと、こうしろ、ああしろと言われても、自分がこうしたいと思ったら貫けって意味だった。それで生意気だって言われたら、それがいいんだと。それを言いたかったんだと。15歳で言われたら、生意気でいなきゃいけないんだ、ぐらいにしか思わなくて。(分かったのは)何十年か後でしたけど」と苦笑した。

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