ソフトバンク・山川「ふざけんなと…」 元ホークス戦士の前で心境吐露「一緒に野球がやりたかった」

＜ソフトバンク祝勝会＞ビールをかけられる山川（撮影・光山　貴大）

　ソフトバンクは23日、オリックスを下し、4年ぶり20度目、1リーグ時代と合わせ22度目のリーグ優勝を果たした。優勝祝勝会では主砲・山川穂高内野手（32）が本音をもらす場面があった。

　優勝祝勝会には今季限りで現役を引退した元ホークス戦士の福田秀平氏が九州朝日放送（KBC）のリポーターとして参加。その模様が24日にKBCのYouTubeチャンネル「カチタカ！KBC」で動画投稿された。

　FA移籍1年目で32本塁打、94打点でリーグ2冠。自身2度目のリーグMVPも視界に入る山川が福田氏の元にやってきた。福田氏から今の気持ちを聞かれると山川は「マジで最高です」と万感の表情を見せた。

　開幕から9月23日まで4番に座り続けてきた主砲。その中で5月31日の広島戦でチームメートである柳田悠岐がケガでチームを離脱。福田氏から当時の心境について聞かれると山川は苦笑いしながら「マジでふざけんなと思いました…」と本音をもらした。

　この言葉には柳田への特別な思いがあった。「僕、ギータさんと野球がやりたかったんですよ。ギータさんが前半戦でケガしちゃって最悪だと思いました…」と吐露した。

　ポストシーズンに向けては「ギータさんが帰ってきますし、もっと無敵の強さを見せられるように打ちまくりたいと思います」と意気込んだ。