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新潟 今季初の3連敗 守備崩壊ワースト5失点 太田意地の一発もここ3戦で11失点

スポニチアネックス / 2024年9月28日 4時31分

 ◇明治安田J1第32節 新潟1-5川崎F(2024年9月27日 U等々力)

 J1新潟は、アウェーで川崎Fに1―5で敗れ、今季初の3連敗を喫した。前半14分にPKで先制され、4分後に追加点を許した。後半も18、20、28分に失点。同41分に途中出場のFW太田修介(28)が1点を返したが、失点が重く響いた。次節は10月5日にホームで鹿島と対戦する。

 パスを奪われ、カウンターを食らう連続だった。新潟は今季リーグ戦最多の5失点で、今季初の3連敗。松橋監督は「本当に、ただただ悔しい。同じような形での失点が続き、自分たちのリズムをつくり出せなかった」と唇をかんだ。

 今季前半戦のように立ち上がりの失点が試合展開を苦しくしている。DF舞行龍が縦に入れたパスを中盤で奪われ、速攻からPKを与えて前半13分に先制された。これで前半15分以内の失点は3試合連続。先に取られれば前掛かりにならざるを得なくなり、この日は得意のポゼッションよりもショートカウンターを重視した相手の術中に完全にはまった。カウンターを何度も受け、GK小島の好セーブで防ぐ場面もあったが、後半18分から28分までに3失点した。

 大量失点は攻撃にも課題があった。中盤の低い位置でパスを奪われるケースが多かったことから、高い位置に修正しようとした。特に「前節もいいリズムでできたので、相手の守備を考えても十分有効」(松橋監督)と、右サイドハーフの位置から中央に絞ったMF高木にパスを入れた。しかしそこからの連係がうまくいかず結局バックパスが増加。逆に逆襲の機会を与えた。

 7月のC大阪戦からは守備の安定もあって6試合負けなしだった。だが直近3試合は11失点と守備のもろさが際立っている。DF藤原は「球際、切り替えで劣勢に回っている」と要因を語る。

 10月にはルヴァン杯準決勝で再び川崎Fと相まみえる。後半41分にFW太田が「ただでは終わらないところを見せないといけない。次につながるようにしたかった」と、5月の浦和戦以来となるゴールを決めて意地を見せたのは大きい。試合後にはチームでも「やり返せるチャンスがある。負けた意味がある」とリベンジを誓った。リーグ戦での借りはカップ戦で返す。

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