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【NBA】富永啓生 ペイサーズ契約解除にファン衝撃も…「這い上がるしかない」「悔しさを力に」の声

スポニチアネックス / 2024年9月28日 12時6分

富永啓生(AP)

 NBAペイサーズが現地時間27日(日本時間28日)にバスケットボール男子日本代表の富永啓生(23)を契約解除したことを発表した。今後はペイサーズの下部組織となるGリーグのインディアナ・マッドアンツでプレーが濃厚となった。

 ペイサーズと開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約が現地時間26日に発表された富永。

 エグジビット10契約は直近の労使協定で導入された新しい契約形態。無保証の最低年俸での契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替えることが可能。しかし契約解除された場合でも、契約チームの下部組織であるGリーグチームと契約できるため、富永は今後Gリーグでのプレーが濃厚となった。

 しかし1日での契約解除発表に外国人ファンからも「なぜ?」「ノー!!」となどと衝撃声が上がった。

 そして日本人ファンからは「這い上がれ!頑張れ富永!」「そもそもペイサーズのロスターが2wayまでガチガチに埋まってるから、解雇されてマッドアンツに行くのは規定路線で全くの驚きは無い」「「やはりNBAは厳しい世界だな…」「Gリーグで結果を出して、もう一度チャンスを掴み取ってほしい」「Gリーグから這い上がるしかないか」「この悔しさも力に変えて活躍してくれると信じる」と応援する声が多く上がった。

 富永はネブラスカ大をカンファレンス3位に導き、10年ぶりとなるNCAAトーナメント出場に貢献。チームはNCAAトーナメント初戦敗退となってしまったが、トーナメント期間中に開催された3Pコンテストで見事優勝を果たした。NBAドラフトで名前を呼ばれることは無かった。パリ五輪でも活躍を期待されていたが、3試合通してわずか8分の出場に終わってしまった。

 パリ五輪を終えて、Gリーグを代表するスター選手で構成された「Gリーグ・ユナイテッド」にアジア人として初選出されて、得意の3Pシュートを決めて存在感を示す試合もあった。

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