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東洋大姫路が17年ぶり決勝進出 プロ注目146キロ右腕・阪下が10回12K完投、NPB3球団熱視線

スポニチアネックス / 2024年9月28日 17時1分

<東洋大姫路・神戸国際大付>10回4失点で完投勝利を挙げた東洋大姫路・阪下(撮影・河合 洋介)

 ◇高校野球秋季兵庫大会準決勝 東洋大姫路10―4神戸国際大付(2024年9月28日 明石トーカロ)

 東洋大姫路が神戸国際大付との準決勝を延長10回タイブレークの末に10―4で制し、2007年以来17年ぶりの決勝進出を決めた。

 先発した最速146キロ右腕の阪下漣(2年)が12奪三振、被安打4で10回4失点での完投勝利。1―0の6回に4失点して逆転された直後の7回に同点に追いつく援護を受けて、「闘志を燃やしてくれた。7回からは1アウトずつ取ろうという意識を体現できました」と、うなずいた。

 球場ではNPB3球団のスカウトが視察。スカウトのスピードガンで最速143キロを計測してアピールした。

 決勝に進出して2021年以来3年ぶりの近畿大会出場が決定。10月5日の決勝(明石トーカロ)で神戸学院大付と戦う。

 ◇阪下 漣(さかした・れん)2007年(平19)7月5日生まれ、兵庫県西宮市出身の17歳。小2から浜脇タイガースで野球を始めて投手などを務める。中学では西宮ボーイズに所属。東洋大姫路では1年春から背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。遠投100メートル、1メートル83、86キロ。右投げ右打ち。 

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