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バスケ協会、東野技術委員長が謝罪「配慮が足りなかった」パリ総括会見での名指し批判に

スポニチアネックス / 2024年9月28日 17時11分

日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長

 日本バスケットボール協会は28日、都内で評議員会を開いた。東野智弥技術委員長は、パリ五輪総括会見の自身の発言が波紋を呼び、女子日本代表の馬瓜エブリン(デンソー)がSNSで猛反発する騒動まで発展したことを謝罪した。

 評議員会でパリ五輪の総括を行う前に、評議員に向けて「自分の発言で関係各所の皆さまにご心配とご迷惑をかけた。選手の実名をあの場で挙げたことは配慮が足りなかった。軽率でした」などと話したという。

 東野技術委員長は今月の総括会見で女子日本代表を厳しく評価。「東京五輪は選手が躍動しているように見えた。勢いがあり、スピードが速く見えた。今回はそれがいずれもなかった。そこは大きな問題だと思います」などと選手名を挙げながらこき下ろした。

 これを受け、馬瓜は自身のSNSで「プレーの良し悪しは選手の責任だと思うよ。ただ明らかに組織崩壊してて、現場と感覚ズレてて、任命責任あるのに選手に責任転嫁する人がまた次も決めるのなんで?やめた後また責任取らないのに?」と投稿。来年6月まで任期を残す東野技術委員長が男女ともに3戦全敗に終わったパリ五輪の責任をとっていないことに疑問を投げかけていた。

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