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アメフト関大 大阪桐蔭野球部出身のDL芦川は立命大撃破の秘密兵器「勝機はあると…」

スポニチアネックス / 2024年9月28日 19時14分

<阪大・関大>立命大戦のキーマンと目される関大DL芦川

 ◇関西学生アメフト1部リーグ 第4節 関大59ー14阪大(2024年9月28日 MKフラッシュフィールドエキスポ)

 体重137キロの迫力がジャイアントキリングを狙う阪大の野望を打ち砕く。59ー14の快勝劇で、関大DL芦川真央(4年)のラッシュが力強い輝きを放った。

 「開始直後は思ったように動けなかったけど、スタートの部分を意識して、後半は少しずつ自分のプレーが出せた」

 振り返る声に充実感が漂う。チームで1、2を争う巨漢でも、サイズだけが売り物の男ではない。全国屈指の強豪として知られる大阪桐蔭野球部出身。一塁、外野でプレーし、3年夏には大阪府大会でベンチ入りも果たした。しかし…。2020年はコロナ禍のため、全国高校野球選手権が中止。独自大会として各都道府県で開催され、大阪桐蔭は府大会準決勝で敗れた。甲子園でプレーしたい――。大学でも野球を続けるか迷う中で、アメフトへ背中を押したのは、聖地への思いだった。

 昨年まではOLの主力選手。転機は1年前の立命大戦に訪れた。DLが立命大自慢のRB陣に何度も中央を突破され大敗…。1年後のリベンジ、そしてDLに人材が少ない台所事情も加わり、首脳陣は芦川のコンバートを決めた。

 「うちのメンバーで芦川君が止められないなら、誰でも止められないくらいの選手」

 磯和雅敏監督は芦川に対する信頼を口にする。ラン、パスを進めるため、デザインされた動きを求められるOLと違い、DLは個人のパフォーマンスで雰囲気や流れも変えるプレーができる。芦川にとっては、望むところの「指令」だった。

 その立命大戦が2週間後(10月14日、たけびし)に訪れる。「秘密兵器」が腕をぶしているのは言うまでもない。「(立命大の)山嵜君はパワーがあり、蓑部君はスピードがあって間を抜けてくるすごいランナー。でも、自分たちのプレーをすれば勝機はあると思う」

 すでに1敗を喫し、追いかける立場で迎える大一番。甲子園に懸ける思いなら、芦川は誰にも負けない。

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