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巨人4年ぶりV 阪神から移籍のケラーは“ひとりアレンパ”達成 かつて丸は“ひとり5連覇”も

スポニチアネックス / 2024年9月28日 21時26分

<巨・神>9回から登板したケラー(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人8―1広島(2024年9月28日 マツダ)

 巨人のカイル・ケラー投手(31=米国)が昨季在籍した阪神時代から“ひとりアレンパ”を達成した。

 この日は先発右腕・菅野の快投で出番はなかったが、ブルペン待機。歓喜のセプテンバーを現場で味わった。

 2022年に来日して阪神入りしたケラーは昨年、阪神で18年ぶりセ・リーグ優勝を経験。今季から巨人に移籍した。

 150キロ台後半の速球を武器に勝利パターンを任され、坂本の感動的な代打決勝打で1―0の勝利を飾った9月23日の古巣・阪神戦(甲子園)では6、7回の2イニングを1安打無失点に抑える好投で移籍後初勝利。前日27日の中日戦(東京D)でも1回を無安打無失点に抑えて2勝目を挙げていた。

 9月15日の中日戦(東京D)では任された7回の1イニングを3者連続三振に仕留める圧巻投球で今季18ホールド目をマークしてお立ち台に上がり、「ビ~バ~!ジャイアンツ~!」と歌声も披露してスタンドを大いにわかせていた。

 巨人では、丸佳浩外野手(35)が広島時代に2016年から18年までリーグ3連覇を果たし、巨人にFA移籍した19、20年にリーグ2連覇して“ひとり5連覇”を達成している。

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