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巨人・大勢が胴上げ投手!「ぜいたくな瞬間」 右肩痛で離脱も尊敬するダルの動画で“改心”

スポニチアネックス / 2024年9月28日 21時54分

<広・巨>優勝を決め、大勢は小林と抱き合う(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 巨人8-1広島(2024年9月28日 マツダ)

 巨人が混戦のセ・リーグを制し、2020年以来4年ぶり39度目(1リーグ時代を含めると48度目)のリーグ優勝。阿部慎之助監督(45)が就任1年目で見事な手腕を発揮した。大勢投手(25)が守護神として大きな成長を見せた。

 8―1と大量リードの9回裏、先発投手・菅野の後を受けて高梨が登板し2死とすると、阿部監督自らマウンドへ向かい大勢への交代を告げた。

 マウンドに上がった守護神は「ちょっと意識して力んだ」と、代打・二俣に中前打を打たれたものの、続く末包を二ゴロに仕留めるとグラブを放り投げて小林と抱き合い感情を爆発させた。

 「いろいろあったシーズンだったし。シーズン前からも、去年もケガしましたし、いろんな思いがあったんで。ぜいたくな瞬間、登板をさせていただいた。そこは本当に感謝して、また日本一になって味わえるように。次はしっかり三振で、日本一の胴上げ投手になれるようにしたい」

 3年目の今季も開幕から守護神を託されたが、右肩痛で5月上旬に離脱。昨季は右上肢のコンディション不良の影響で14セーブに終わっただけに「このまま終わるような選手になりたくない」とふがいなさが募った。

 約2カ月間のファーム暮らし。YouTubeでふと見つけた動画でパドレスのダルビッシュが発した言葉にハッとさせられた。「僕はおいしいと思っていても体に悪かったら食べない」。昨年のWBCで共闘し尊敬する先輩のストイックさに「俺、何しているんだろう」と改心。重さの異なる「プライオボール」を使ったトレーニングを始めるきっかけとなった右腕からまた刺激を受け、食生活も気をつけるようになった。

 6月30日の広島戦で復帰。7月21日の中日戦から8月28日のヤクルト戦まで14試合連続無失点など安定した投球を続けた。広島との鬼門のマツダ3連戦の3戦目だった12日の広島戦で回またぎを解禁するなど、終盤は献身的に貢献。離脱前は11試合で2失点、防御率1・86だったのが、復帰後は30試合で2失点、防御率0・60と守護神として君臨した。

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