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大舞台で輝く男!広島FW加藤陸次樹が勝利決定づける2点目「決勝戦みたい。楽しかった」

スポニチアネックス / 2024年9月28日 22時50分

広島・加藤

 ◇明治安田J1リーグ 第32節 広島2―0町田(2024年9月28日 エディオンピースウイング広島)

 試合開始時点で、勝ち点59で並んでいた首位広島と2位町田の天王山は、広島に軍配が上がった。勝利へ導いたのは、大舞台でこそ輝く背番号51だった。

 1―0の前半23分、広島FW加藤陸次樹がDF中野就斗の右サイドからのクロスにニアへ走り込んで反応。左足でゴール左へ流し込み、2点目をもぎ取った。

 「ニアに走り込むチームの決まり事が、うまくゴールにつながった。最高でしたね」

 昨季途中まで在籍したC大阪時代から、大舞台での強さには定評がある。22年、広島とのルヴァン杯決勝では先制ゴール。昨年5月、G大阪との大阪ダービーでは決勝ゴールを挙げた。そしてこの首位攻防戦で勝利を決定づける一発。開始前から声援、ブーイングが入り交じる異様な雰囲気も味方につけ「久しぶりにこんな決勝戦みたいな試合で楽しかった」と屈託なく笑った。

 前半23分までに2点のリードを築き、中野が2アシスト、日本代表GK大迫敬介も好セーブを連発と、これ以上ない理想的な展開。9年ぶりのリーグ優勝へ、確かな地力を誇示した上で勢いもつく一戦となった。

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